法人会ローカルニュースNo.2

★法人会ローカルニュースアーカイブ
No.8('03.05)(株)古美根
No.7('03.04)(株)福田屋
No.6('03.03) 浜中華
No.5('02.12)有限会社 松山手芸
No.4('02.11)長後製パン(有)
No.3('02.10)(有)川乃
No.2('02.9)熊澤酒造(株)
No.1('02.8)福友産業(株)

今回のローカルニュースは、この湘南の地、茅ヶ崎にあり創業明治5年の蔵元熊澤酒造株式会社です。平成8年新たに地ビール事業とレストラン事業に参入し、さらに今年、平成14年6月にお酒の新ブランド「天青」の名を冠した蔵元創作料理レストランをオープンした、熊澤酒造(株)の六代目蔵元 熊澤茂吉氏を訪ねました。


入り口付近
香川駅より車で数分の処に有り、社長のお父上(熊沢信行氏)が経営されるテニスクラブ、スイミングクラブの隣接する地に位置します。入り口から奥の中央広場に導くエントランスはツタのからまるアーチ状のゲートから始まり、すでにヨーロッパ風の雰囲気が醸しだされています。






入り口より向かって左手に見学が外からできるビール工場、そしてパン工房「パン・ア・ラ・ビエール」の側面に続く






やや進んで右手に大正時代の蔵元を改造して造られたベーカリー&ビアレストラン「湘南麦酒蔵」






正面方向広場に目をやると中央に大きな常緑樹がありそれを囲むようにして木造のテーブルとベンチが配置されてます。

社長は御存じのように各方面のマスコミに取り上げられている地ビール「湘南ビール」の創始者です。7年前、当時は業界とは程遠い位置にいた若干26歳の青年が先祖伝来の日本酒の家業(おじ様=前藤沢法人会会長 熊澤 圓造氏から継ぐ)から新たにビール事業を興し、しかもかぎられた数人で始め(現在アルバイトも含めてスタッフは100人に及ぶ)いかに展開されてきたのか興味あるお話を、お伺いしました。




★今までの事業内容
平成8年地ビール「湘南ビール」を発売、同時にビアレストラン「湘南麦酒蔵」をオープン。
平成12年にパン工房「パン・ア・ラ・ビエール」を開設、
平成13年お酒の新ブランド「天青」を発表 、
平成14年6月レストラン「蔵元創作料理・天青」をオープンと次々に新事業を展開する。



★「当初、冬場主体のお酒に対して地ビール事業に進出したところ1年目は地ビールブームに乗って売上げが一気に上がり、日本酒部門より多くなりました。」



★「それが急激にブームも去り2年目には前年の売上げより3割落ち込んでしまいました。それを3年目に、レストラン部門と共に盛り返し、全体の売上げを戻す事ができたのですが、たとえば地ビール1仕込み当たり2Kリットル(小ビン4000本分)年間では200Kリットルの製造規模がちょうど良かった様で、無理な拡大投資のない分後の2年間を乗り切れました。そんな風に背伸びせずやってきたのが良い結果を生み出し、現在(第6期)売り上げも受け継いだ当初より3倍以上になっています。」



●●社長はスポーティーに髪を短めに整え、それに色白の顔だち、その眼差しからやわらかい慈愛に満ちた優しい目と、きらりと光る経営者の目と二つ覗かせていました。大学卒業後アメリカへ留学、それを中退し、自分探しのため各地を旅していたとき、お家から「熊澤酒造の危機だ」の声に家業を継ぐ決心をしたとのことです。



★「これからも蔵元としてはヨーロッパのワイナリーに見られるような、地域の中心になり文化の象徴、そして地場に貢献できる存在となるよう勤めたいですね。 もちろんビールの味も”湘南ビール”として追求していきます。」



★こだわりをもつ伝統的な蔵元から生み出す、清酒のコンセプトづくり、日本酒の銘柄づくりと味づくり、ビール味の追求、味わう環境づくりそれらすべてのプロデュースから経営に手腕を発揮する熊澤社長の静かに語ることばから、卓越した洞察力と創造力の上に立つタイムリーな実行力の世界を拝見させて頂きました。



★青年実業家から出る言葉に最後までおごりがありません。まだまだこれからの展開が愉しみであり、期待される企業であることは確かなようです。
広場に入り込んだ時「まるでここはヨーロッパ映画に出てくる・・・」と思いつつフッと右上の方に目をやると、まさに蔵元の煙突と瓦葺きの屋根が視界に入り、和と洋と自然が絶妙に融合された空間が造り出されていました。



そしてヨーロッパのいにしえの歌でしょうか、静かに広場に流れる中、その左手奥にこれも酒蔵を改装した蔵元創作料理レストラン「天青」の案内プレートが見えます。

「天青」は入り口から間接照明による落ち着いた雰囲気づくりがされており、人数に合せた部屋が用意されています。(店内95席)
お問い合せ先

●蔵元創作料理・「天青」 0467ー52ー6115

● ベーカリー&ビアレストラン・「湘南麦酒蔵」 0467ー52ー6111

●湘南ビールのパン屋さん・「パン・ア・ラ・ビエール」0467ー61ー6144




代表取締役 熊澤 茂吉 氏








会社概要
設  立:昭和26年9月1日
資 本 金 :2.400万円
代表者 :代表取締役「六代目蔵元」熊澤 茂吉(旧姓 信也)
従業員 :社員35名 ・パート65名
事業内様:酒類製造・パン製造販売及びレストラン事業
売上高 :7億5千万円(内部取引6千万円を除く)
所在地 :〒253ー0082 神奈川県茅ヶ崎市香川2292番地
TEL        :0467ー52ー6118
FAX        :0467ー52ー6119    
E-mail   :kumazawa@shonan.ne.jp


沿 革 明治 5年(1872年)初代熊澤茂兵衛が酒蔵を造る。 明治 6年(1873年)初の自社製酒「放光」が完成。             後年、2代目・積太郎が継承。             明治末期には3代目・茂吉が継承し酒造り一筋に歩む。 大正 9年(1920年)「放光」を「曙光」と改名、商標登録とする。             4代目茂吉(襲名)が継承。 昭和26年(1951年)熊澤酒造株式会社として設立。              後に5代目・圓造が継承。 平成 8年(1996年)地ビール(湘南ビール)事業とレストラン             (湘南麦酒蔵)事業に参入。 平成10年(1998年)6代目・茂吉(襲名)が継承。 平成12年(2000年)パン製造販売(パン・ア・ラ・ビエール)事業に参入。 平成13年(2001年)清酒のメインブランドとして「天青」発売開始 平成14年(2002年)レストラン蔵元創作料理・「天青」オープン


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